しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

「貸して終わり。」だったらラクなんですけど・・・。

「借家を貸してるんだけど、借主が無断で犬を飼ってた場合 出るときにどれくらい費用を請求できるの?」というお問い合せをたまに受けます。


基本的には 犬を飼ってた事実を確認した時点で 借主に注意をするのが大前提なのですが、

それでも分からないように飼っていたら 完全に故意なので、室内犬で家の中に臭いがついている場合や ドアや柱をかじった跡があれば ハウスクリーニング代、修理費は請求できると思います。


ただ 敷金を多めに預かっていれば、修理費やハウスクリーニング代を差し引いて返金すればいいですが、敷金が少ない場合は 請求しても借主が支払えなかったら 回収できません。( 実は修理費用を回収するのは結構大変なのです・・・。 )


というわけで 敷金を多めに預かれば問題解決・・・。ではないですよね。(汗)

そう。貸主さんは 借主さんやご近所さんと日頃からコミュニケーションをとって 犬を飼うスキを与えないようにしないといけません。


「 なんで 家主がそこまで気をつかわないかんのだ!! 」

と言いたくなる気持ちもわからなくないですが、敷金返金の際にもめれば 次の入居募集も遅くなりますし良いコトなんて何もありません。


だったら そうならない様に 早め早めに 手を打つのも立派な管理術です。

もちろん管理会社に委託して そういうトラブルを防ぐという方法も有効ですね。
(毎月管理料がかかりますけど。)


不動産投資って管理の部分がかなり重要ですからね。

「貸して終わり。」って簡単な話ではないんですよね。

タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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