しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

「 借りた本が無くなる。 」という最悪な行為。

つい先日 「 親父から借りた本が見つからんから アマゾンで中古本買って 返しておいて。 」 と弟から用事を ことずかりました。


私は優しい兄なので 文句を言うことも無く 「 ジャマ臭いけど アマゾンの中古本のリンク先だけ メールしといて。 」 とメールしたのですが、

私は 実は厳しい一面も持つ兄なので 我が弟のために ブログのネタにすることにしました。


「 借りた本が無くなる。 」という最悪な行為が

「 アマゾンで中古本がカンタンに安価で見つかる。 」という解決方法に 最初は 「 斬新さ 」を感じてしまいました。


一昔前なら 返す本を本屋で探すのも大変だし 古い本なら無いことも多い。 かといって 古本屋なんか面倒で探せない。


考えるだけで 憂鬱になってしまうけど 「 それは 本を無くしたバツだからしょうがないよ。 」と そっと肩をたたいてもらって その罪の重さを改めて知るわけですが、

「 だったらアマゾンで検索すればいいじゃん!」と開き直られてしまうのである。


実際 我が弟は開き直っているわけで、「 その方が安いし早い。 」と。


【 本が返ってきて 早く読めてうれしい親父 】

【 新品を買わずに出費を安く抑えられた弟 】

まー 実際 どっちもうれしい結果ですしね。


便利さは罪の意識も軽くしてしまうなー。と思いながら 本を親父に渡したんですが、なぜがその本が 恋愛小説。


還暦も過ぎた親父が急に読みたい本が恋愛小説??


まー どっちでもいいけど 怪しいな~。と思い 少し心の準備をしてから 真相をたずねたところ・・・。


親父: 「 この本 違うな~。あいつ(弟) 読んでないな。 」

親父: 「 まーえっか。 」 


本を間違えるという 最悪の結末。

そして そのことで暴かれる 本を読んでもないクセに 読んだかの様に話をあわせたことがバレるという 恥ずかしい結末。

さらに 「 まーえっか。 」と すでに親父の弟に対する信用残高がゼロに近いことをうかがわせる反応。


便利さは 時に残酷なのである。


そして この事実を 我が弟は知らない。


なので このブログをメールで送ることにする。(・・・合掌)


ちなみに このブログを書いてて

10年ほど前に

「 インターネットでお金を支払ったら ゼロを一つ間違えても取り消せへんから気をつけなあかん。 」と真顔( そしてドヤ顔 )で言ってた 某不動産会社の社長( 当時60歳くらい )を思い出した。

インターネットに関わらず ゼロを一つ間違えたらあかんやろ・・・。と思いましたが みんなが 「あっ ホンマや。恐いなー。 」って言ってる(ヨイショしてる)のが 気持ち悪かったです。 


便利さは やっぱり何かを犠牲にしますね。

便利になった方がいいですけど、万能っては無理みたいです。


第一 使う人間が万能ではないですからね。

タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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