誰にでもチャンスがある。

最近 個人の小さい書店に行くことってありますか？

えー。私は無いです。


本屋は基本的にTＳUTAYAしか行かないですし、本はアマゾンで買うことが多いです。

正確には週刊、月刊誌的な本はTSUTAYAで、専門書はアマゾンでって感じですね。


って　なぜこんなことを書いてるかっていると、

ビール片手に本を選べる書店「Ｂ＆Ｂ（ book&beer ）」って店があるってことを知ったからです。東京ですけど。


何でも１００㎡（３０坪ほど）のコンパクトな店らしいんですが、毎日なんらかのイベントが行われてるんですって。


ただ単に　本を並べて　ハイどうぞ。

では　大型の書店にはかなわないってことでしょう。


というか　大型の書店も　店の広さが関係ないアマゾンみたいなネット書店にはかなわないわけです。

ただ単に本を並べるってことだけだったら。


結局　この「　Ｂ＆Ｂ　」さんで本を買う人は　本が欲しいっていう感じでなく、「　Ｂ＆Ｂ　」さんのセレクトした何かが欲しい。ってことなんでしょうね。
（このスタイルはヴィレッジバンガードさんが有名ですね。）

本屋っていうより　セレクトショップですね。


気難しい顔をしたおじさん店主が　万引き防止に目を光らしている昔ながらの書店は　もう成り立たないってことです。
（防犯鏡だらけの本屋ですね・・・。）


ビール片手に本を選ぶんですよ？

イスが用意されている本屋さんもあるんですよ。
（　立ち読みって言葉自体が死語ですよね・・・。　）


というわけで　商品の横流しではなくて　自分がセレクトした商品を通じて　お客さんと価値観を共有するってのが　これからの商売なんでしょう。多分。

全部がそうなるわけではないですが、少なくとも　一部の大型店舗以外はそうならざるを得ないですね。


ということは　自分の個性を前面に押し出して良いってことです。

いやー。

楽しそうですね。


自営業ってそういう楽しいものなんでしょうね。


今から商売を始めようと思ってる人は　「　これなら　儲かる！！　」って感じで考えると思うんですが、
始めてみて 儲かんなかったら　最悪にツライですからね・・・。


そういう意味ではツライ時期も頑張れる　自分の好きなコト。ってのも本当に大事ですね。

自分自身もそっちに向かって数年前から舵を切ってるつもりなんですが、この儲かると好きな事ってのは　なかなかバランスが取りにくいなー。ってのが実感でもあります。

とはいっても　これからの商売は もうその道しかないと個人的に思ってますし、その方が絶対楽しいので　この方向は変わらないですし　より尖っていきたいですね。


逆に言うと　個人の好きなものを商売にできる時代なんです。

誰にでもチャンスがあるって思いませんか？

私は思ってます。ハイ。