なんだか切ないですけどね。

「　人の意見を聞いて失敗しても　人は助けてくれへんがな。　」

と　お客さんが言われたのが頭から離れません。

このお客さん　飲食店を経営されていてたのですが　お店の周辺の状況が変わったのをきっかけに　お店を閉店されました。

そして売却。

お店自体は流行っていたそうですが、さっさと閉店したそうです。


まわりの人は

「　なんで閉店するの？こんなに流行ってるのに。　」

と言ったそうです。


でもそのお客さんは　「　もう　ええんや　」と言って　さっさと閉店したそうです。


この話　実は２０年前の話なのですが、売却した時も　かなり利益を出したそうです。

　
こうやって　文章にしてしまうと　簡単そうにみえますが、利益がでている商売を撤退する勇気は相当なものだと思います。


「　事業を始める時は撤退時のことも考えるべきですよ。　」とこのブログでも何度が書いていますが、実際　今からお店をするという時に辞めることを考える人はそういません。

事業を撤退する時はまわりの人はいろいろ言いますからね。

でも、結局

「　人の意見を聞いて失敗しても　人は助けてくれへんがな。　」

なんですね。

この言葉だけ聞くと切ないですが、的を得ていると思います。

最終最後は本人の決断ですからね。

売るのも　貸すのも　借りるのも　買うのも。