この図を見てピーンときた方は 土地探しを現在進行中の方ではないでしょうか。
そうです。分譲地の区画図です。
ということは こういった土地を旗竿地( はたざおち )というのもご存じでしょう。
さらに こういった旗竿地は人気がないのもよく分かっていると思います。
だから こういう土地をチェックすることもないと思います。
でも あるポイントをクリアーしてれば 見送るのはもったいない物件の場合があるんです。
ほとんどの人は 旗竿地というだけでスルーしてしまうので そのポイントをきっちりチェックしていれば良い物件を見つけることができるかもしれません。
そのポイントとは?
ズバリ
1.道路に面している部分の広さ
2.有効面積
です。
具体的にいうと。
左図の【1】の部分が3.5m以上あるか?
通常、月極駐車場の区割りは1台分の区画が2.5m(幅)×5m(奥行き)になるようにします。
3.5mの幅があれば 2.5mを駐車スペースにしてもさらに幅1mの通路をつくることができます。
左図の【2】の部分が40坪くらいあるか?
別に40坪を切っててもいいと思います。
駐車場の面積がいらないんですから。
何が言いたいかというと 仮に 敷地45坪でも駐車場スペースは車しか置けないということです。
道路から自由に車を停められる方がいいですが その分 土地の坪単価が高くなるのはもったいない気がしませんか?ということです。
同じ駐車スペースなのに坪単価で考えると数万円の差はでてきますからね。
更に 道路に面している部分が狭いので プライバシーが確保できます。
庭でバーベキューをしても 道路を通行している人にジロジロ見られることはありません。
こういう旗竿地の一番のメリットは 『 人気がなくて使いにくそうだからと普通の人は敬遠しがち 』ということでしょう。
だから 値交渉や条件交渉も普通の土地よりは通りやすい場合が多いですしね。
『 良い物は高いからしょうがない 』というのも一つの価値観ですが、
『 ポイントを絞って かしこく買い物をする 』というのも これから重要な価値観ではないでしょうか?
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