「 不動産には想像力が必要です。 」
といきなり 分かるような分からないようなフレーズですが、最終的に この想像力が不動産の購入を決定するんじゃないかなぁ とよく思います。
南側に土地があったら その土地に3階建ての家が建つかも分からないと考える想像力。
南側に家が建っていても 築10年くらいの家なら すぐに建て替えしないだろうから 現在の日当たりの状況で 家をプランすることもできると考えたりする想像力。
想像力一つで 人が嫌がる土地でも よい土地に見えてきたりします。
不動産は一生に何度も買うものではないので 「失敗したくない心理」がものすごく働きます。
しかし この「 失敗したくない心理 」は 「 思考停止 」と紙一重なんですね。
ちなみに「 昔から 不動産とは~ 」みたいな話は思考停止の典型ですね。
これは 不動産購入には関係ないですが、不動産業界には千三つと言う言葉があって 1000の話があっても 成約できるのは3つくらい。それだけ不動産は難しいんだよ。という意味なんですが、今時 千三つなんて言ってたら生活できませんよ。
どう考えても 仕事ができない時の言い訳です。
そうやって 「 人がこう言ってたから 」を検証すると 時代にそぐわない話が結構多いんです。
でも 思考停止状態の人には そんな言葉が心地よく聞こえるわけですね。
「昔から 不動産選びは こういうもんなんだなぁ 」と。
まずは想像力を膨らませてください。
「それはどうかなぁ~」とみんなが言えばチャンスと思っていいと思います。
検証はあとから知識でしていけばいいんですから。
契約までに 想像+検証をじっくりすればいいんですよ。
知識の部分は不動産の専門家に頼めばいいんです。そのための仲介手数料なんですからね。
ちなみに私はへんてこな不動産を見るとワクワクします。へんてこな不動産はお値打ち感がある物件も意外とあるからなんですね。
完全に職業病ですね・・・。
コメント