しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

日本一厳しいんですって。

日本一厳しい」民泊条例制定へ 兵庫県が骨子案発表
※詳細はリンク先で。

住宅専用地域の民泊は禁止ということです。

「ホッホ〜。」

概要を見た感じ「 旅館、ホテルは現状で足りてますから、民泊なんてしなくていいですよ。」いうことですね。

個人的には外国人だけでなくて、他府県の人たちの観光の受け皿になると思ってるんですけど。
(実際、民泊やってる時に 姫路城マラソンに参加する家族に借りてもらったことありますし、他の日本人にも借りてもらったことありました。)

年間通しては旅館、ホテルで十分かもしれないですが、イベント時のスポット需要をカバーできてない現状はあると思いますし、もっと現地を知りたいという旅のニーズにホテルや旅館は応えにくいと思います。
(そこまで柔軟に対応できるほどの投資ができるボリュームでもないですから。)

とは思いますが、兵庫県の偉い人達が兵庫県の未来を考えての判断なので何かオモテに出てきていないマル秘の統計データがあるんでしょう。

もし、既存の旅館、ホテルを権利を守るということが最優先ならば、まともな旅館、ホテルなら 逆に荷が重いと感じると思いますけど。

「 民泊は排除するから、旅館ホテルで観光客のいろんなニーズに応えてね。 」という 行政得意の無責任な丸投げでしかないですから。

そもそも、顕在化してるニーズなんてほとんどなくて、潜在化してるニーズを掘り起こす作業にいろんなコストがかかるわけで、そもそもコストをかけて顕在化させても、ニーズとマッチするかわからないというリスクも常にあります。
(当たり前ですが・・・。)

だったら、中小民泊レベルでいろんなテストをしてもらって、ニーズが顕在化した時点で投資をして新しいサービスを打ち出すほうがリスクが少ないと思います。

地元の商店街や事業所と民泊を連動させて一つのイベントにしてしまうことも十分可能ですし 日帰りより宿泊していただいた方が、滞在中にお金を使ってくれます。
(旅館、ホテルはイベントが成功した後でイベントをパッケージ化したサービス(宿泊プラン等)を作って参入すればリスクは低いですし。)

お金を使いに旅行に来てるわけですから、滞在日数が長くなるほど経済効果は高いんじゃないですかね。
滞在日数を伸ばそうと思えば、宿泊は必ず必要ですし、民泊レベルでいろんな宿泊箇所があった方が楽しいじゃないですか?

そもそも、旅行って体験ですから 観光施設+イベントのセットじゃないとリピート集客ができないと思うんです。

となると「 +イベント」の部分をどれだけ柔軟に複数の打ち手を打つかがキモになると思うんですが、人が来なけりゃ その投資もリスキーでできない。

居住スペースの部屋貸しだったら もっとローカルな旅がしたい人には地元の人と触れ合えて最高だと・・・。
そういった体験をすれば、SNS等で一気に拡散すると思いますけど、間違ってます?

と 年末に この発表を見て思ったんですが、

「 まっいいか。 」と今は思ってます。

準備期間が少し伸びたかな。という感じなので。

だって、観光産業を伸ばすしか道が無いじゃないですか。
それ以外にGDPを上げる方法があるんならそれでいいですし、それ以外に空家対策を解決できる方法があるんなら万々歳です。

基本的には「 どっちでもいいです。 」僕が2018年にやることは 特に変わりません。

「民泊」関連の事業に投資します。

「民泊」は最後の最後の最後にするかもしれません。レベルです。


タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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