しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

失敗は必要コスト。

1000円カットの理容店がお得かどうか考えてみた。


まず 髪型がだいたい決まってて、特にこだわりのない人にとっては お得でしかないですね。

そして、理容店側もそういうお客さんでいっぱいになることを想定して、1000円の単価でカットというサービスを提供しているわけです。


そこに 1000円カットはお得だと思って ちょっと髪型にこだわりのある人が、ヘアカタログとか持っていって 「 こんなのにして下さい。 」とお願いしたとする。

どんな仕上がりになるか?


カンタンですよね。

全然違うものになります。(多分)

おそらく ヘアカタログに似せることもしないでしょうね。

なぜなら・・・。


理容師のリズムが狂うし、時間をとられるので回転が悪くなるし、こういうお客が定着することはないので、うれしくないお客さんなわけです。


理容師さんの人柄( 経営者じゃない場合に限る。 )にもよりますが、面倒なお客に力を入れるより、いつも来てくれる人を待たせないように 回転率を重視するでしょう。

その結果 自分のできる範囲でそのカットモデルに近い髪型にする。という選択になります。(自動的に。)


ここで 重要なのは、1000円カットに求めらるのは 1000種類のカットの技術ではなくて、10種類程度のカットの技術でいいわけで、技術力のある人は人件費が高くなるので、経営側として採算があいません。

かつ 10種類程度のカットを毎日数こなしていれば その10種類も洗練されてくるので、その10種類に当てはまる人の満足度は高くなり、リピート率も高くなります。

そして 単価も安いため カットの頻度も多くなりますよね。


要は 一人のお客さんのカットをより短い時間で満足していただけるシステムが1000円カットなんですね。


体感的には 髪型をこだわりたい人は最低4000円以上の散髪屋さんまたは美容院で ヘアカタログを見せて カットしてもらわないと希望どうりにならないと思います。

まー。個人的には カットして「 カッコいい~。 」ってテンションが上がったことなんて いままでで数回程度だと思います。
(数回ほど 二度と行くか!!と思う理容店はありましたが・・・。)


と 何となく考えてた 理屈が見えてきたので 書いてみましたが、「 低価格にするということは サービスを絞り込むこと。 」というのがよく分かりますよね。


これは いろんな業界で起こってることなので その低価格のサービスが自分の求めてるものかどうかの判断が重要になってきます。

間違いないのは 4000円のサービスが1000円で受けられるなんてことはないっ!!てことですね。

でも、1000円のサービスに対して 4000円を請求するお店もあるので 判断が難しいです。


まずは 「 お金を払って サービスを受けてみる。 」

これしかないですね。


「 で、失敗した~。 」と感じたら 二度と行かない。

というわけで 失敗は必要コストなのです。


でも 不動産や住宅選びで失敗はできないですよね・・・。

じゃーどうする?って話なんですが、それはまた明日。

タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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